1. はじめに
「今のところは何とか払えているけれど、この先が不安…」
「ボーナスが出なかったら、ローンの支払いが厳しくなるかもしれない」
「物価も上がって家計が圧迫されてきた…」
そんな“漠然とした住宅ローンへの不安”を感じていませんか?
松原市でも、今すぐではなくとも「将来の支払いが心配」という方からのご相談が増えています。
この記事では、ローン滞納前だからこそ選べる“家を守る選択肢”と、早期相談の重要性について詳しく解説します。
2. なぜ「滞納前」の相談が重要なのか?
2.1 滞納すると一気に選択肢が狭まる
住宅ローンを滞納し始めると、金融機関は次のステップとして「督促→一括返済請求→競売申立て」という強制的な手続きに移行します。
この段階になると…
- ご自身の希望や意向を反映するのが非常に難しくなる
- 周囲に競売の情報が知られてしまう(公告による)
- 売却価格も市場価格より大きく下がる可能性が高い
- 精神的な負担が大きく、冷静な判断がしにくくなる
つまり、「まだ何とか払えている今」が、最も冷静に、柔軟に動けるタイミングなのです。
2.2 “相談するだけ”でも価値がある
「まだ滞納していないのに相談するのは大げさかも…」
そんなふうに思われる方も多いですが、**早めの相談こそが“家を守る最大のチャンス”**です。
実際にご相談いただいた方の多くが、
「こんなに選択肢があるなら、もっと早く相談すればよかった」
とおっしゃいます。
3. 滞納前に相談することで選べる主な解決策
3.1 金融機関との交渉(リスケジュール)
– 毎月の返済額を軽減する
– ボーナス払いをやめて月々均等にする
– 一時的に利息のみの支払いに変更する
※銀行との交渉には専門知識が必要なこともあり、当社ではご相談内容に応じて交渉のお手伝いも可能です。
3.2 任意売却で生活を立て直す
– ローンが残っていても、金融機関の同意のもと売却ができる
– 引っ越しの時期や費用面の交渉ができる
– 周囲に知られることなく、売却活動が進められる
– 売却後の残債についても、分割や減免などの相談が可能
特に「住宅ローンが残っているから売れない」と思い込んでいる方には、任意売却という制度を知っていただくことが大切です。
3.3 売却後も住み続けるリースバックという方法
– 自宅を不動産会社や投資家に売却
– 売却後も「家賃を支払う形」でそのまま住み続けられる
「環境を変えたくない」「子どもの学区を変えたくない」といったご希望がある場合には、売却=退去ではない方法も選べます。
4. 松原市で実際にあったご相談事例
◆ケース①:40代共働き夫婦/教育費の負担増加でローンが圧迫
- 子どもの進学に伴い、塾や私立学校の費用が増加
- 今後数年間の家計をシミュレーションした結果、早期売却を選択
- 任意売却後、近隣で賃貸マンションに住み替え
→ 生活の負担が軽くなり、教育費にも安心して対応可能に
◆ケース②:60代男性/定年後の収入減で返済が厳しく…
- ローン残期間があと10年あり、年金収入では支払いが難しい
- 任意売却により家を売却、退職金を残して引っ越し
- 小さな平屋に住み替え、生活と老後の安心を両立
5. 売却=人生の終わりではなく、“新しい選択肢”の始まり
住宅を手放すことは、決して「失敗」や「後ろ向きな選択」ではありません。
むしろそれは、**生活を守り、将来への不安を減らすための前向きな“再出発”**です。
- 今の家に固執せず、無理なく暮らせる住まいを見直す
- 家計のバランスを取り戻し、心の余裕を取り戻す
- 子どもや家族と過ごす時間に集中できる暮らしを選ぶ
「売る=終わり」ではなく、**“人生を整える選択肢”**として、売却を前向きにとらえてみてください。
6. まとめ 〜 “今なら間に合う”が本当です
住宅ローンの返済に不安を感じている方へ。
**あなたの家と生活を守れるのは、「今の判断」**です。
無理な支払いで追い詰められる前に、
まずは「話すこと」から始めてみませんか?
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