1. はじめに
「この土地、本当に安全に住めるの?」
マイホームを建てる際、見た目の良さや立地の便利さだけで判断してしまいがちですが、地盤の強さや災害リスクといった“見えない安全性”こそ、長く安心して暮らすための重要な要素です。
特に都市型住宅が多い東大阪市では、地盤や災害に対する正しい知識を持った上で土地を選ぶことが、後悔しない家づくりにつながります。
2. 東大阪市の地形と地盤の特徴
東大阪市は、市の北部~中央部は大阪平野に位置し、南部は生駒山地に隣接しています。
エリアによって地盤の安定性や災害リスクに違いがあるため、地域ごとの特性を知っておくことが大切です。
● 北部・中央部(布施~小阪~長田周辺)
- 扇状地や埋立地に近く、地盤がやや軟弱なエリアも存在
- 沿道や工業地域の造成地は、地盤改良が必要になる場合あり
● 南部・東部(枚岡・東花園・額田エリア)
- 生駒山系のふもとで、高低差のある住宅地も多い
- 一部、土砂災害警戒区域に指定されている場所もあるため注意
▶ 地盤調査の結果によっては、基礎の補強や地盤改良工事が必要になることもあります。
3. 災害リスクを確認する方法|ハザードマップを活用
土地を購入する前には、必ず東大阪市が公開しているハザードマップ(防災マップ)を確認しましょう。
チェックすべきリスク
- 洪水リスク:大雨時の河川氾濫や内水氾濫の想定区域
- 土砂災害リスク:山沿い・傾斜地に指定区域がないか
- 液状化リスク:埋立地や水田跡など、軟弱地盤が疑われる場所
ハザードマップの確認方法
- 東大阪市防災マップ(公式サイト)
- 住所を入力して、浸水想定区域・土砂災害警戒区域・避難所の位置などを地図で確認
▶ ハザードマップは、行政窓口での配布や相談も可能です。
4. 実際の土地選びで注意したい現地ポイント
● 地盤や災害に関わる目視チェックリスト
- 雨の日に見学し、水はけの良し悪し・ぬかるみの有無を見る
- 擁壁・のり面・高低差がある敷地では、ひび割れや補修歴の確認
- 周辺の建物の築年数・傾きなどから地域全体の地盤状態を推測
- 排水設備や側溝の整備状況もポイント
▶ 見た目がキレイでも、「造成時の盛土が多い」「水路が近く地下水位が高い」などの要因で地盤リスクが潜んでいることもあります。
5. 安心して家を建てるための備えと対策
● 地盤調査を必ず実施する
– スウェーデン式サウンディング試験などで地盤の支持力を確認
– 必要に応じて地盤改良(表層改良・柱状改良など)を実施
● 建物設計にも工夫を
– ベタ基礎や高基礎で不同沈下や浸水への備えを
– 建物の配置や床の高さで水害リスクを回避
● 外構計画で安全性アップ
– 雨水の排水ルートの確保
– 土留め・擁壁の補強
– 防災倉庫や非常用電源(太陽光+蓄電池)を取り入れるケースも
6. まとめ|“見えないリスク”を正しく知ることが、安全な住まいの第一歩
地盤や災害リスクは、建物の外観や設備以上に長く安心して暮らすために欠かせない要素です。
東大阪市で土地を選ぶ際は、
- 地域ごとの地形と災害履歴
- ハザードマップの確認
- 地盤調査・現地の排水状況の確認
を行い、目に見えない安心をしっかり確保した土地選びを心がけましょう。
▶「便利さ」や「価格」だけでなく、「安全性」にも目を向けた土地選びが、
本当に家族を守る家づくりにつながります。
お問い合わせ情報
「この土地、地盤は大丈夫?」「災害リスクが気になるけど、どこを見ればいい?」
そんなご不安は、東大阪市の地盤と災害に詳しいコーシンホームまでご相談ください。
コーシンホーム株式会社
【本 社】〒599-8107 大阪府堺市東区白鷺町1丁5番1-2号
【電話番号】072-240-2150
【なんば支店】〒556-0011 大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70 パークスタワー19F
【電話番号】06-7662-8768
【公式サイト】https://cohshin-home.com/
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