【羽曳野市 変形地を逆手に取った成功事例】狭くても広く使える家

目次

1. はじめに

「土地が狭いし、形も変わっている…。こんな場所で本当に快適な家が建つの?」
土地探しの中で、変形地や狭小地に出会ったとき、多くの方が不安を感じるのは自然なことです。

ですが、実際には“土地のクセ”を活かすことで、面積以上に広く感じられる住まいをつくることができます。
特に羽曳野市では、駅近・便利な立地にありながら、比較的リーズナブルに購入できる変形地が増えており、
**「変形地だからこそ実現した快適な住まい」**という成功例も増えてきています。

この記事では、そんな「制約を武器に変えた家づくり」の実例と、そのポイントをご紹介します。


2. 狭さも形も“設計の工夫”で克服できる

変形地や狭小地では、通常の建て方が通用しない分、設計者の創意工夫が存分に活かされる場面でもあります。

たとえば:

  • スキップフロアで空間を立体的に使う
  • 中庭を設けて“囲むような暮らし”に
  • 鋭角スペースを収納やワークスペースに変える

このように、土地の欠点と思われていた部分が、むしろ“家の個性”や“暮らしの楽しさ”を生むポイントになります。


3. 羽曳野市の成功事例:狭小変形地に建てた広がりのある家

■ 物件概要

  • エリア:羽曳野市島泉(近鉄「高鷲」駅 徒歩9分)
  • 土地面積:約78㎡(旗竿+台形の複合変形地)
  • 建物構成:2階建て・3LDK・吹き抜け・中庭あり
  • 家族構成:30代夫婦+子ども1人

■ 設計の工夫ポイント

◎ スキップフロアで空間を立体的に分ける

リビングとダイニングの高さをあえてずらすことで、空間にメリハリと奥行きが生まれ、実際の面積以上の“広がり”を演出
段差下の収納や、壁を立てず視線が抜ける階段など、細かな工夫で開放感を確保しました。

◎ 中庭の効果で採光・通風を両立

敷地のくびれた部分に約3畳の中庭を配置。
光と風を家全体に行き渡らせると同時に、隣家との距離が近い土地でもプライバシーを守りつつ明るく快適な住空間を実現。

◎ 鋭角のスペースを“遊び心のある場所”に

いわゆる“使いにくい角”を活用し、ヌックのような読書コーナーを設置。
間接照明をあしらって、“隠れ家”のような落ち着きある空間に仕上げました。

施主の声:
「最初は“この土地で大丈夫かな?”と不安でしたが、設計提案を見て一気に前向きになれました。
実際に住んでみると、“狭いはずなのに広い”って感覚に驚きました。暮らしやすさにも、遊び心にも大満足です!」


4. 小さな土地でも、暮らしの質は諦めなくていい

「土地が狭いから、広さや開放感を求めるのはムリ」
「変形していて使いにくそうだから、快適さはあきらめるしかない」
そんな思い込みが、実は多くの“可能性”を閉ざしてしまっているかもしれません。

でも本当に大切なのは、面積の大きさより、“空間の使い方”と“心地よさ”の工夫です。


■ 天井高や吹き抜けで「広がり」をつくる

たとえ床面積が限られていても、天井に高さがあれば、視覚的なゆとりは生まれます。
特に、リビングの一部を吹き抜けにするだけで、上下方向に開放感が広がり、狭さを感じさせない空間に

また、高窓を取り入れることで、採光や通風も確保でき、昼間は照明いらずの明るい室内に。
これだけでも、“広く感じる家”に変わります。


■ スキップフロアや段差で「奥行き感」を演出

スキップフロアのように、空間に高低差をつけると、実際の広さ以上に視線が動き、空間の変化を楽しめる家になります。
限られた面積を平面的に分けるより、立体的に活用する方がずっと効率的で、しかも楽しい。

たとえば:

  • リビングを一段下げてシアタースペースに
  • 半階上がった場所にワークスペースを設置
  • 段差を収納や本棚にする工夫も

空間が連続していながら、きちんと分かれている――そんな感覚が、“狭いけど快適”をつくります


■ “あえてつくらない”空間が暮らしを豊かにする

広い土地で部屋数が多くても、すべての空間が活用されているとは限りません。
一方、コンパクトな土地では「本当に必要な空間」に絞って設計するため、無駄がなく、効率的な暮らしが実現します。

  • 収納を集約し、すっきりとした生活動線に
  • 家族が自然と顔を合わせるリビング中心の間取り
  • “過ごす時間が心地よくなる場所”に投資する設計

これらはすべて、小さな土地だからこそ真剣に考えられる設計の醍醐味です。


■ 土地の個性を「暮らしの個性」に変える

三角、L字、細長い――
そういった形は、普通の設計では扱いにくいかもしれません。
でも裏を返せば、その土地にしかできない間取り、外観、暮らし方があるということです。

「この三角の角、意外と落ち着く」
「旗竿部分の通路、緑で演出したらステキなアプローチに」
「変形地だからこそ、家が“うちっぽい”と思える」

住む人にとって、それはかけがえのない“自分たちらしさ”になります。


■ 広さは、設計と工夫で“感じるもの”になる

小さな土地、変形した敷地――そこには確かに制限があります。
でも、それは暮らしの可能性を閉ざす“壁”ではなく、新しい暮らしの形を発見できる“入り口”かもしれません。

羽曳野市で土地探しをしていて、「広さにこだわりたいけど、現実は厳しい…」と感じている方。
まずは一度、“狭さをどう活かせるか”という視点で土地と向き合ってみませんか?


5. まとめ 〜土地の個性を活かした“唯一無二の家づくり”を〜

羽曳野市で「理想の立地に土地が見つからない」「予算的に整形地は厳しい」と感じている方へ。
変形地という選択肢は、あきらめではなく、可能性への入口です。

設計の工夫ひとつで、

  • 狭くても開放感のある空間
  • 使いにくそうな場所を快適な居場所に
  • 個性が光る、暮らしに寄り添う住まい

そんな“逆転の家づくり”が可能になります。

土地の形にとらわれず、あなただけの暮らしをカタチにしてみませんか?


お問合せ先

「変形地だけど家は建てられる?」
「限られた予算でも住みやすい家にしたい」
そんなご相談は、土地の特徴を活かす設計に強い私たちへ。土地探しから設計・施工まで、ワンストップでサポートいたします。

コーシンホーム株式会社
【本社】〒599-8107 大阪府堺市東区白鷺町1丁5番1-2号
【電話番号】072-240-2150
【なんば支店】〒556-0011 大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70 パークスタワー19F
【電話番号】06-7662-8768
【公式サイト】https://cohshin-home.com

“土地のクセ”は、あなたの暮らしの個性になります。

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