1. はじめに
「住宅ローンが残っている家を売ったら赤字になるのでは?」
「築年数が経っているから、売っても損しそう…」
藤井寺市で家の売却を検討している方の中には、こうした不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
しかし実際には、家を売却することで赤字にならずに済むどころか、むしろ得をするケースも少なくありません。
この記事では、藤井寺市における売却事情を踏まえながら、赤字になるケースと得をするパターンの違いをわかりやすく解説します。
2. 赤字になりやすいケースとは?
まずは「売却で赤字になる」とされる代表的な状況を整理してみましょう。
ローン残債が売却価格を上回る場合
売却価格 < 住宅ローンの残り
このような状態を「オーバーローン」と言い、自己資金を追加しないと完済できないため、売却時に赤字となります。
例:ローン残債1,800万円/売却価格1,600万円 → 差額200万円を自己負担
購入直後の売却
購入から数年以内に売却する場合は、建物の価値が大きく下がっているため、売却価格がローン残高を下回る傾向があります。
特に新築住宅は、購入直後の価格下落が大きい点に注意が必要です。
修繕や解体に大きな費用がかかる場合
売却前に大規模な修繕や解体が必要になると、その費用によって収支がマイナスになるケースもあります。
3. むしろ得をするケースとは?
一方で、家を売って得をする=手元に資金が残るケースも意外と多く見られます。
以下に、その代表的な例を紹介します。
購入から10年以上経っているがローン残高が少ない場合
ローンの返済が進んでいれば、売却額でローンを完済し、残りが「手取り」として残ることもあります。
例:売却価格2,000万円/ローン残債1,200万円 → 手取り約800万円(諸費用除く)
藤井寺市は中古住宅の需要も高く、築20年〜30年の物件でも立地や状態によっては十分な価格で売却できます。
相続した家を売却する場合
ローンがない状態で相続した家を売却する場合、全額が収入になるため、売却後の利益が非常に大きくなるケースが多いです。
また、相続税の納付や維持費用の負担を避けたい方にも好まれます。
特別控除などの税制メリットが使える場合
売却益が出ても「3,000万円の特別控除」などを使えば、譲渡所得税をゼロに抑えることも可能です。
この制度はマイホームの売却に対して使えるため、活用すれば実質的な利益が増えるケースもあります。
4. 藤井寺市の市場動向と資産価値のポイント
藤井寺市は、交通アクセスの良さと落ち着いた住宅環境が魅力のエリアです。
近鉄南大阪線沿線や教育機関の近くに位置する住宅は、中古住宅としての需要が根強く、一定の価格で売れる可能性があります。
また、リフォーム向け物件を探す買主も多いため、築年数が古くても**「リノベーション前提」での売却**が成立しやすいのも特徴です。
5. まとめ
家を売ったら必ず赤字になるとは限りません。
実際には、
- ローンの残高と売却価格のバランス
- 築年数や立地条件
- 税制控除や相続状況
などを正しく把握することで、「売って損しない」「むしろ得をする」選択が可能になります。
まずは信頼できる不動産会社に査定を依頼し、収支を見える化することが、不安を安心に変える第一歩です。
お問い合わせ情報
藤井寺市での不動産売却や資産価値に関するご相談は、地域密着の当社へお気軽にどうぞ。
コーシンホーム株式会社
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