1. はじめに
離婚の話し合いを進める中で、意外と難航するのが「マイホームをどうするか?」という問題です。
松原市でも、家の名義やローンの支払い、持ち分の分け方をめぐってトラブルや対立に発展するケースが少なくありません。
そんなときに冷静な判断と話し合いをサポートしてくれるのが、**「不動産査定」**という手段です。
今回は、離婚時の不動産トラブルを未然に防ぐための「早めの査定相談」の重要性についてお伝えします。
2. なぜ離婚時に“家”で揉めるのか?
マイホームは大きな資産である一方で、感情や生活も深く関わるため、扱いが非常に難しくなります。
よくある対立パターン:
- 「どちらが住むか」で意見が分かれる
- 「売る or 残す」で揉める
- 住宅ローンが残っていて手放せない
- どちらかが感情的になって話し合いが進まない
このような問題の根本は、「情報が足りないこと」。
特に、「今の家がいくらで売れるのか?」という基準が曖昧なままだと、話し合いの土台すら作れません。
3. 査定で得られる“冷静な判断材料”
3.1 家の価値を「見える化」できる
– 市場価格に基づいた査定額を知ることで、
– 財産分与の目安や公平な分け方を考えやすくなります。
– 感情論から離れて、“数字”をもとに話し合える環境が生まれます。
3.2 売却 or 住み続ける、現実的な判断ができる
– 「売ればローンが完済できるのか?」
– 「賃貸に出すとしたら収入はどの程度か?」
– 「名義やローンを片方に移すと返済可能なのか?」
こうした情報を知っておくだけで、後悔のない選択肢を冷静に選ぶことができます。
4. 査定は「売却前提」でなくてもOK
「査定を頼んだら、売却しないといけないのでは?」
「相談したら営業されそうで気が引ける…」
このように思って、査定に一歩踏み出せない方はとても多いのが実情です。
しかしご安心ください。査定はあくまで「現状を知るための手段」であり、売却を義務づけるものでは一切ありません。
◆ 査定は、“今後の方針を決めるための情報収集”
離婚時の不動産に関しては、判断が複雑になりがちです。
- 「売ったらいくらになるのか?」
- 「残債がどれくらいあり、売って清算できるのか?」
- 「どちらかが住み続ける場合、その人に支払い能力はあるのか?」
- 「そもそも今の家は“財産分与の対象”になるのか?」
こうした判断は、正確な家の評価(=査定)なしには進めることができません。
だからこそ、査定は「売ること」が目的ではなく、
「売る/残す/貸す/買い替える」といった“選択肢を広げるため”の最初のステップなのです。
◆ 相談だけでも大丈夫。秘密厳守で対応します
当社では、「とりあえず相談だけしたい」「話を聞いてから考えたい」という方も歓迎しております。
もちろん売却を強要するような営業行為は一切ありません。
- 離婚が確定していない
- 相手にまだ言い出せていない
- 家族にも相談できていない
そんな状態でも構いません。
ご自身が冷静な判断をするための「情報整理のきっかけ」として、どうぞ気軽にご利用ください。
5. 松原市で実際にあったご相談例(より詳しく)
離婚時の不動産整理は「よくあること」ではありますが、家庭ごとに事情はまったく異なります。
ここでは、松原市で実際にご相談いただいたケースをご紹介します。
◆ ケース1:共働きの40代夫婦/ローン残債あり・名義は共有
状況:
結婚10年目で住宅を購入。
ローンは残っており、名義はご夫婦の共有。
離婚に向けた話し合いが始まったが、どちらも「家はいらない」と主張。
しかし、残債の存在がネックで、どう処理すべきか分からず話がストップ。
対応:
当社にて無料査定を実施。
「今売却すれば、ローン残高はほぼ相殺でき、わずかだが手元にも残る」という結果に。
→ 双方が納得して任意売却を選択。
→ 売却後はそれぞれ賃貸へ住み替え、財産分与もスムーズに完了。
ポイント:
査定結果が「判断の基準」となったことで、感情的な対立を避けることができました。
◆ ケース2:妻が居住中・名義とローンは元夫
状況:
離婚後も奥様とお子さまが家に住み続けていたが、
住宅ローンは元ご主人が単独で契約しており、支払いが次第に厳しくなってきた。
奥様は住み続けたい希望があったが、収入ではローンの引き継ぎが難しい状況。
対応:
ご主人・奥様・当社の三者で相談。
査定結果により「売却→新たな住まいへ住み替え」のほうが経済的にも心理的にも合理的と判断。
→ 引っ越しタイミングを調整しながら任意売却を実施。
→ 奥様は松原市内の賃貸住宅へ住み替え、お子さまの学区も維持。
ポイント:
「誰が住むか」だけでなく、「誰が支払うか」の現実に向き合い、最善の形を選ぶことができました。
これらのケースのように、査定をしたことで冷静に状況が整理され、話し合いが前に進んだ事例は多数ございます。
「家のこと」がクリアになると、他の離婚手続きも驚くほどスムーズになります。
お問い合わせ先
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