1. はじめに 〜 競売は「避けられないもの」ではありません
「住宅ローンが払えなくなってきた…」
「滞納が続いて、ついに督促状が届いた」
「競売にかかるかもしれないけど、どうすればいいのか分からない…」
そんな不安を抱えている方へ。
“競売”は、確かに最後の手段ではありますが、そこに至る前に選べる道があることをご存知でしょうか?
羽曳野市でも、経済的な事情や家庭の変化でローンの返済が難しくなり、「競売寸前」という状況でご相談に来られる方が年々増えています。
この記事では、競売を避けるための選択肢として、「任意売却」や「リースバック」などの方法について、わかりやすくご紹介します。
2. 競売になると何が起きるのか?
「競売」とは、住宅ローンの返済が長期間滞ったとき、債権者(主に銀行や保証会社)が裁判所を通じて、強制的に自宅を売却する法的手続きです。
滞納を放置してしまうと、次のような流れで競売が進行していきます。
▶ 競売の一般的な流れ
- ローン滞納(おおむね3か月〜6か月) ↓
- 銀行からの督促状、催告書、保証会社への債権移行
↓ - 保証会社が一括返済を求め、回収不能と判断
↓ - 裁判所から「競売開始決定通知」が届く
↓ - 現地調査(執行官や不動産鑑定士が訪問)
↓ - 競売情報が公開(BITなどの競売情報サイトに掲載)
↓ - 入札 → 落札 → 強制的な立ち退き
この一連のプロセスが、本人の意志とは無関係に進行するのが競売の最大の特徴です。
▶ 競売がもたらす4つの大きなデメリット
❶ 市場価格よりも大幅に安く落札される
競売物件は、一般的な不動産売買に比べて情報が少なく、内覧も原則不可。
そのため、買主側にとってはリスクが高く、落札価格が市場価格の5〜7割程度になるケースも珍しくありません。
→ 結果:ローンが大きく残り、自己破産を検討せざるを得ない場合も。
❷ 周囲に知られやすい
競売は裁判所を通じた公的手続きであり、公告やインターネットの競売情報サイト(BIT)に物件住所や写真、間取りが掲載されます。
しかも、執行官や調査員が自宅に訪問することで、近隣に状況を察知されやすくなるというリスクも。
→ 結果:精神的ストレスやご近所との関係悪化を招くことも。
❸ 強制退去のリスクがある
競売で落札されたあとは、新たな所有者から「明け渡し」を求められ、裁判所から立ち退き命令が出される可能性があります。
退去日を自分で選ぶことはできず、突然の引っ越しを迫られるケースもあるため、小さなお子さまや高齢者がいるご家庭では生活への影響が非常に大きくなります。
→ 結果:住環境・学区・職場の変化などに大きな負担が。
❹ 信用情報(いわゆる“ブラックリスト”)に記録が残る
競売は「債務不履行」の状態であるため、信用情報機関に事故情報として登録されます。
この情報は、住宅ローンはもちろん、クレジットカードや自動車ローンなどの審査にも影響し、5〜7年は新たな借入れが難しくなる可能性があります。
→ 結果:将来の住宅再取得や生活設計に大きな制約が。
▶ だからこそ、「競売になる前」が重要です
競売に進んでしまうと、状況を自分でコントロールできなくなります。
しかし、競売開始通知が届く“前”であれば、選択肢は残されています。
たとえば…
- 任意売却でローンを整理し、生活を立て直す
- リースバックで家を売ってもそのまま住み続ける
- 早めに売却して、ローン完済+引っ越し資金の確保
“自分で選べるうちに動く”ことで、生活へのダメージを最小限に抑えられるのです。
3. 任意売却という選択肢
▶ 任意売却とは?
任意売却とは、ローンの返済が困難になった場合に、債権者(銀行など)と合意のもと、自分の意思で家を売却する方法です。
▶ 任意売却のメリット
- 市場価格に近い金額で売却できる
- 競売を回避し、周囲に知られずに手続きが可能
- 売却後の残債について分割返済や免除の交渉が可能
- 引っ越しの時期や条件も相談できる
- 手元に一定の資金が残る可能性も
任意売却は、**「生活を立て直すための現実的なリセット」**として、多くの方に選ばれています。
4. リースバックという新しい選択肢
「家を売りたくない」「今の家に住み続けたい」
そんな方には、リースバックという方法もあります。
▶ リースバックとは?
自宅を不動産会社などに売却し、その後は家賃を支払って賃貸として住み続ける仕組みです。
▶ リースバックのメリット
- 売却しても引っ越さずに済む
- 売却資金でローンや借金を整理できる
- ご近所に売却したことを知られにくい
- 将来的に買い戻すことも検討できる
羽曳野市でも、「学区を変えたくない」「高齢の親のために住み替えたくない」といった理由からリースバックを選ばれる方が増えています。
5. 羽曳野市でのご相談事例
◆ ケース:40代男性・会社員(配偶者・子ども2人)
▶ 背景
勤務先の業績悪化で減収。ボーナスカットと残業削減により、ローン返済が厳しくなり滞納がスタート。
競売の通知が届く前に「なんとか家を守りたい」と、当社にご相談。
▶ 対応内容
・まずは無料査定を実施し、市場価格を確認
・金融機関と交渉し、任意売却での合意を取得
・ご希望の学区内で賃貸物件をご紹介し、住み替え支援
・売却後は、残債の一部についても分割返済に調整
▶ ご本人の声
「競売になる前に相談してよかった。生活は変わったけど、精神的にものすごく楽になりました。もっと早く動けばよかったと思っています。」
6. まとめ 〜 “競売”の前にできることは、まだあります
競売は、人生の選択肢を大きく狭めてしまう可能性があります。
しかし、その前に行動すれば、回避する道は必ずあります。
- 任意売却で、家計のリセットと再スタートを
- リースバックで、生活環境を変えずに資金調整を
- 通常売却で、早めの資産整理と住み替えも選択肢に
「どうしていいか分からない」「もう間に合わないかも」
そんな時こそ、一人で抱え込まずにご相談ください。
今からでも、選べる“売却の道”はあります。
お問い合わせ情報
コーシンホーム株式会社
【本社】〒599-8107 大阪府堺市東区白鷺町1丁5番1-2号
【電話番号】072-240-2150
【なんば支店】〒556-0011 大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70 パークスタワー19F
【電話番号】06-7662-8768
【公式サイト】
👉 https://cohshin-home.com/
競売通知が届く前でも、届いたあとでも間に合う可能性はあります。
羽曳野市で住宅ローンや売却に関するご相談は、完全無料・秘密厳守で受付中。
ご家族の生活と未来を守るために、今すぐご相談ください。