【和泉市 工夫次第で理想以上に】変形地に建てた家の実例をご紹介

目次

1. はじめに

「土地の形が変わってるけど、本当に良い家が建つのかな…?」
「変形地って何かと不便そう」

土地探しをしていると、ふと目に入る“整っていない形の土地”。
一見デメリットに思える変形地ですが、設計の工夫次第ではむしろ“理想以上”の住まいになるケースも多くあります。

今回は、実際に和泉市の変形地で家を建てたご家族の事例を通じて、
「変形地って、むしろ面白い!」と思っていただけるポイントをご紹介します。


2. 土地条件:駅徒歩圏・L字型の変形地(約33坪)

ご紹介するのは、和泉市内の住宅街にある**L字型の変形地(約33坪)**に家を建てた30代ご夫婦のケースです。

希望条件は以下の通り:

  • 駅まで徒歩10分圏内
  • 子どもが通う予定の小学校まで徒歩5分以内
  • 3LDK+ワークスペースのある家
  • 予算内で、できれば庭もほしい

当初は整形地を探していたものの、希望立地では予算オーバー…。
そこで紹介されたのが、周辺より約400万円安かった変形地でした。


3. 設計の工夫で“理想以上”になった3つのポイント

① L字の“内角”にプライベート中庭を配置

建物をL字の外周に沿って配置し、くぼみ部分を家に囲まれた中庭に。
リビング・ダイニング・寝室の3方向から出入りでき、光と風を取り込む開放的な空間に。

✔ 外からの視線を遮りつつ、休日は家族でBBQやプール遊び
✔ 洗濯物も気兼ねなく干せる動線付き
✔ 中庭に面した窓は開け放しても安心


② 変形の角部分を“趣味と収納の小部屋”に

L字の突き出た角には、3畳ほどの書斎兼収納スペースを配置。
造作棚を壁一面に設け、奥さまの手芸とご主人のゲームスペースとして活用されています。

✔ 変形の形に合わせて机や棚をオーダーすることで、空間を無駄なく活用
✔ “こもれるスペース”として、日々のリセット空間に


③ 視線が斜めに抜けるLDKで、体感的な広さを確保

LDKは敷地の長辺を活かして斜めに配置。
入口からリビング奥の中庭まで視線が抜けるよう設計したことで、数字以上の“広さ”を感じられる空間に。

✔ 斜めラインの天井と照明で、空間に奥行きを演出
✔ キッチンからも中庭が見える配置で、子育てにも配慮


4. ご夫婦の声:「変形地だったから、理想を超えた家ができた」

「最初は、正直“変な形の土地だな…”と思いました。でも、設計士さんが“形が違うからこそできる家がある”と提案してくれて、一気に前向きに。」

「実際に暮らしてみると、“無駄な空間”はまったくないどころか、“あってよかった場所”がいっぱいあります。中庭も趣味部屋も、まさにこの土地だからできた贅沢です。」

「価格が抑えられた分、内装や設備にもこだわれたので、結果的に“理想以上の住まい”になりました。」


5. まとめ ~ 変形地は“工夫する価値のある土地”

家づくりで「変形地」と聞くと、多くの方が最初に感じるのは不安です。

  • 普通の間取りが入らなそう
  • 駐車スペースが取りづらそう
  • 土地の一部が無駄になるのでは?

たしかに、整形地に比べると設計の難易度は上がります。
しかし、そのぶん自由度が高く、設計の工夫が活きる土地でもあるのが、変形地の本当の魅力です。


なぜ「工夫する価値」があるのか?

1. 土地価格が割安になることが多い

同じ立地・同じ広さでも、形が整っていないという理由で価格が下がるケースが多く、
土地購入費を抑えられる分、建物の仕様や設備にこだわれるメリットがあります。

2. 敷地形状を活かしたオリジナル設計が可能

斜めの壁、くぼみ、奥行きなど、普通の土地では生まれない独自の間取りや外観デザインが叶います。
「この土地だからこそできた」という実感は、注文住宅の醍醐味でもあります。

3. 建築士と一緒につくる「一点モノ」の住まい

変形地の家づくりは、まさに設計士の知恵と施主の希望の共同作品です。
大量生産の住宅にはない、暮らしにぴったりの空間が生まれます。


和泉市のようなエリアこそ、変形地の魅力が活きる

和泉市は住宅街としての利便性がありながら、土地の形状には個性があるエリアも多いのが特徴です。
駅や学校、スーパーなどの生活インフラが整ったエリアほど、区画整理の影響で変形地が残っているケースも多くあります。

つまり、立地を妥協せずに土地を手に入れるための選択肢として、変形地はとても有効です。


整形地=万人向け、変形地=こだわり派向け

整形地は確かに無難で汎用性が高い土地。
でも、そこに自分たちらしさを出すには、少し工夫が必要です。

一方、変形地は形に制限があるぶん、最初から「どう活かすか?」という視点で家づくりを考えることになります。
それが結果として、暮らしやすく、満足度の高い家づくりにつながります。


最後に

変形地とは、「形が変わっている土地」ではなく、
暮らしを自由に描くためのキャンバスとも言える存在です。

  • 土地を活かす想像力
  • 暮らしを支える設計力
  • 自分たちらしさを大切にする気持ち

それさえあれば、変形地は選ばない理由より選ぶ価値がある土地だと、きっと気づけるはずです。


お問い合わせ情報

変形地を活かした家づくりは、設計力と実績のある会社選びが重要です。
コーシンホーム株式会社では、和泉市の変形地を活かした自由設計住宅を多数手がけています。

コーシンホーム株式会社
【本社】〒599-8107 大阪府堺市東区白鷺町1丁5番1-2号
TEL:072-240-2150
【なんば支店】〒556-0011 大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70 パークスタワー19F
TEL:06-7662-8768
▶ 公式サイト:https://cohshin-home.com/

「この土地って使えるのかな?」という段階からでも大丈夫。
土地探しからプランニングまで、お気軽にご相談ください。

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